能登中島地区の伝統野菜「中島菜」を手軽に、おいしく。
「中島菜」は、石川県能登の中央部、中島町で江戸時代から自家用の野菜として栽培されてきた、能登の伝統野菜です。おひたしや、お漬物として各家庭で食べられています。葉はちょっとギザギザで、独特の香りと苦みが特徴です。早春に栽培されるため、葉っぱ類が虫につかないので、農薬を使わないで栽培できるのも「中島菜」ならではです。
中島菜を観察してみよう
中島菜の葉はからし菜のようにぎざぎざしています。ちょっと覗いてみませんか?
中島菜の機能性
「中島菜」は「ビタミンC」や「カルシウム」が豊富。また高血圧を抑制する酵素「アンジオテンシン(ACE)」の働きがほかの野菜に比べて強いという研究成果もあります。 そのほか、発がん抑制作用が期待できる「酵素グルタチオン・S・トランスフェラーゼ(GST)」を大量に含むことも確認されています。「中島菜」は体にいい成分を多く含む機能性野菜として注目されています。
血圧上昇に関する酵素の活性阻害程度